中今を生きる
日々,眼を見張るようなことは起きてくるのに、毎日が駆け足のように過ぎていきます。
ついこの間のニュースが「そんなこともあった!」と遠い出来事に感じられるほどです。
今回の大型台風での被害は,まるであの大震災後のようでした。宮城は特に被害が大きく亡くなられた方の数も多かったようです。いまもまだ水がひかず大変な思いをしている地域があります。
テレビでは毎日のように被災地域の映像が流れています。どの地域も車1時間位の被災地ですが、私の周りでは、もう何事もなかったように季節(とき)が流れています。
時々この災害後の温度差に戸惑いを感じてしまいます。これは震災の時も同じでした。
いま日本中、どこにいても誰にも災害の不安があります。
私もつい不安や怖れや後ろめたさなどの負の感情で心がいっぱいになる事があります。
長年の心のクセですが、そんな時は「中今(なかいま)を生きる」と心の中で唱えます。中今とは、今まさに生きている瞬間です。未来に続く今をどう生きるかが大切なのだから。
はづき数秘術では、今年から始まった「令和」は「令=霊・見えない世界」と調和するのが「令和」の時代と言われています。
意図したことがあっという間に現象化するのが「2020年」とも言われています。
ずっと前から言われている「思考は現実化する」は、ナポレオンヒルの名言ですが、スピリチュアルな思考で現実を生きる時代になってきました。
「中今」をどんな思考と感情で生きますか?