人生の中の陰と陽
きょうは何にでも平成最後の日という言葉を付けられますね。
数秘術では数字にも陰と陽があります。
はづき数秘術はカバラ数秘がもとになってますが、カバラ数秘術は古代ユダヤに伝わるセフィロトの樹(生命の樹)の図式が基になっています。そしてそのセフィロトの樹の図式は神聖幾何学模様のマカバ(宇宙の成り立ちを表した模様と言われる)を基に成り立っていると言われています。
数秘を学んでいるとどうしても陰陽の世界にたどりつきます。
陰陽の図そのものがこの世界や、人生そのものを表すといっても過言ではないでしょう。
自分の人生を振り返るとき、点と点がつながり、線になる。あの辛い出来事は今のこのため❔と何度思ったことでしょう。
陰のなかの白い点、陽のなかの黒い点、二つは決して切り離されてはいません。陰の出来事の中に必ず学びや成長が隠されていました。自分の欠点と思っていたところが、実は長所や才能だったりすることにも通じています。
私は若い頃から、見えない世界を語る人や占いの世界が大好きでした。
ただ視てもらったり、話を聞くのが楽しかったのですが、今思うと本音は「本当の事が知りたい」でした。本当の自分って?本当の世界って?
心理学を学び始めたのも「本当を知りたい」です。人の世界にある光と影、裏と表、陰と陽…
自分のなかに「偏らない眼」をもつ力が欲しかったのです。
それは私自身が時折心がフラフラとする事に折り合いをつける・・・自分自身を受け入れる作業でした。
視える現実世界の奥に視えざる力が働いているという考え方が好きです。
今日で平成という一つの時代が幕をとじます。
日本の天皇は日本の象徴であり、神道の長でもあり、常に国民のために祈りを捧げて下さる人です。
こんな国は世界で唯一ですね。
明日からは令和という時代の幕開けですね。